【導入編】Excel作業の救世主?AIが関数・マクロの「分からない」を解決する時代が来た!

AI

こんにちは、下町AI探究者のガジュマロです。
最近、だんだんと陽気がよくなってきましたね。お花見を楽しんだ方も多いのではないかと思います。

さて、皆さんはお仕事や、あるいはご家庭でも、Excelを使われることはありますか? 表計算ソフトとして本当に便利で、私たちの生活や仕事に欠かせないツールの一つですよね。データを入力したり、グラフを書かせたり、計算したりと、日々活用されている方も多いと思います。

一方で、「関数」や「マクロ」となると、途端に「うーん…難しい…」「よく分からない…」と感じてしまうこと、正直ありませんか?

「関数」は使うと便利とは言われるものの、たくさん種類がありすぎて調べるのが大変な割に、実際には何の役に立つかが分からない。「マクロ」に至っては、アルファベットと記号が段々に並んだあの独特な書き方…。ちょっと複雑な事をしようとすると、すぐに「エラー!」の表示が出て溜息…。結局、「手作業でやった方が早いや…」なんて諦めてしまう経験、私たちが若い頃からExcelを使ってきた世代には、特に「あるある」かもしれません。

ですが、もし…。

もし、私たちが普段使っている、ごく普通の日本語で「こういう条件のデータを合計したいんだけど」「この繰り返し作業、自動でできないかな?」とお願いするだけで、あのややこしい関数やマクロの「答え」を、AIがさっと教えてくれるとしたら…?

まるで、Excelに詳しい同僚や部下が隣にいて、いつでも質問に答えてくれるような…そんな夢のような話が、実は、もう現実になり始めているんです。

今回は、そんなAIとExcelの新しい関係について、その入口を少しだけ、一緒に覗いてみませんか? 難しく考えず、まずは「へぇ、そんなこともできるんだ」と感じていただけたら嬉しいです。

これまで、なぜ関数やマクロは難しかったのでしょう?

少し振り返ってみると、これまで関数を使いこなすには、SUMIFSだとかVLOOKUPだとか、それぞれの関数の名前や役割、そして、あの独特な「呪文」のような書き方(構文、って言うんでしたっけ?)を、ある程度覚える必要がありましたよね。

さらに「マクロ」となると、「VBA」というプログラミング言語の知識が必要になることもあって、「何か凄いことができるとは聞くけど、プログラミングなんて、とてもとても…」と、勉強する時間も自信もなくて、二の足を踏んでしまうのも、無理はなかったように思います。

そこに登場したのが、AIという「頼れる助っ人」です

ところが、最近よく耳にするChatGPTや、Gemini、CopilotといったAIは、私たちの「言葉」を理解して、それを関数やマクロに変換してくれる能力を持っています。

これはつまり、難しい関数名やVBAの知識がなくても大丈夫、ということなんです。
例えば、

  1. 複雑な関数の作成: 「〇〇で、かつ、××という条件に合うデータだけ合計してほしい」と頼めば、SUMIFSのような、これまでならマニュアルとにらめっこしていたかもしれない関数を、AIが提案してくれます。
  2. 簡単なマクロ(VBAコード)の生成: 「この範囲のデータをコピーして、別のシートの決まった場所に貼り付ける、という作業を自動化したい」といった定型作業を伝えると、そのためのVBAコードを書いてくれることもあります。
  3. 関数の意味や使い方の解説: AIが作ってくれた関数が「どういう意味なのか」「どうやって使えばいいのか」を、分かりやすく説明してもらうこともできます。
  4. エラーの原因究明のお手伝い: 自分で作った数式やマクロがうまく動かない時に、「このエラーはどういう意味?」と質問すれば、解決のヒントをくれることもあります。

まるで、Excelのベテラン専門家が、私たちの「やりたいこと」を、Excelが理解できる「言葉」に翻訳してくれるような感覚、と言ったら分かりやすいでしょうか。

「もしかしたら、私にもできるかも?」

これって、すごいことだと思いませんか? 今まで「自分には無理だ」「専門知識がないと…」「サポートがないとやっぱりね…」と諦めていたような、ちょっと高度なExcelの使い方が、AIの助けを借りれば、「あれ、意外とできるかも?」に変わるかもしれないんです。

面倒な繰り返し作業から解放されて、もっと大切なことに時間を使えるようになったり。 手作業による集計ミスが減って、ストレスが軽減されたり。 これまで眠っていたデータを、もっと有効に活用できるようになったり…。

私たちの仕事や日々の作業が、もっとスムーズに、そして少しだけ創造的になる可能性を秘めているように、私は感じています。

もちろん、AIも万能ではありません。うまくお願いするには、ちょっとしたコツも必要になってきます。(そのあたりは、また別の機会に、皆さんと一緒に探っていければ嬉しいです!)

まとめ:Excel活用の新しい扉が、すぐそこに

今回は、「AIがExcelの関数やマクロの『分からない』を解決してくれる、そんな新しい時代の幕開け」について、ご紹介しました。

これまで高い壁のように感じられたExcelの応用機能が、AIという「頼れる助っ人」の登場で、ぐっと身近なものになりつつあります。

このブログでは、これからもAIという新しい技術と、私たちがどうすれば上手に付き合っていけるのか、そのヒントを皆さんと一緒に探求していきたいと思っています。

難しく考えず、まずは「そんなこともできるんだ」と知ることから、始めてみませんか? 皆さんのExcel作業が、少しでも楽になる、そんな未来に繋がっていくことを願っています。

それでは、また次回の探究でお会いしましょう。ガジュマロでした。

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