皆さん、こんにちは!
AIブロガーのガジュマロです。
皆さん、AI使ってみたはいいけれど、以下のように思ったことはありませんか?
「AI使ってみたけれど、なんだか全然思ったことと違うこと言うんだよね…」
「AIの説明は一般的過ぎて、全然使えないんだよな…」
「こっちの事を分かってくれている感じがしない。AIって本当に賢いのかな…」
AIをいざ触ってみたはいいけれど、全然役に立たないと感じることがあるかもしれません。
今日はそんなAIを、「やっぱりAI凄いな!」と思えるような使い方、お願い方法についてお話していきたいと思います。
AIは、実は“言葉の予測”が得意なだけ?
AI使用のコツをお伝えする前に、ちょっと前提となるお話をしたいと思います。
そもそも、AIはどうやって文章を作っているのでしょうか?
実はAIは、ただ単に「この言葉の次には、どの言葉が来るのが一番自然か?」ということを、ものすごいスピードで予測しているだけなんです。
例えば、「今日はいい…」と入力したら、「天気ですね」と続く可能性が高い、というような感じです。これを、もっともっと複雑に、たくさんの言葉の繋がりで予測しているのが、文章を作るAIの基本的な仕組みです。
もう少し詳しいことは「生成AIとは何か?:仕組みと彼らが間違える理由」で説明しているので、興味があったら読んでみてください。
そういうわけなので、AIは「しっかり考えて答えている」わけではありません。私たちがどんな風に“お願い”の言葉を並べるかによって、返ってくる答え(文章)を並べているだけなのです。
AIへの“お願い”=「プロンプト」
このAIへの“お願い”のことを、専門用語では「プロンプト」と呼びます。横文字になると突然格式が高くなるように思えますが、これは難しく考えなくて大丈夫です。「今日の天気は?」と聞くのも、立派なプロンプトです。
では、もっと気の利いた、欲しい答えを引き出すにはどうしたらいいでしょうか。
そのためには、AIが「なるほど、こういうことを予測すればいいんだな!」と理解しやすいように、“お願い”の言葉選びを少し工夫すればよいのです。
AIへの“お願い上手”になる!プロンプト作成のコツ
AIが「次に続く言葉」を予測しやすいように、ちょっとしたコツを押さえて“お願い”してみましょう。
コツ1:具体的に伝える
AIは、曖昧なお願いをすると、その通りに曖昧な回答をしてくれます。具体的なお願いをすると、具体的な回答が返ってきます。
- △ 悪い例: 「面白い話をして」
- ◎ 良い例: 「うちには小学3年生の男の子がいます。猫と犬が大好きなので、その動物に関係する面白いエピソードを3つ教えて」
コツ2:役割を与える
AIに特定のキャラクターや専門家になりきってもらうと、それっぽい答えが返ってきやすくなります。
- △ 悪い例: 「旅行プランを考えて」
- ◎ 良い例: 「あなたは経験豊富な旅行プランナーです。予算10万円で、夫婦2人で楽しめる温泉旅行のプランを提案してください。」
コツ3:状況を説明する
どんな状況で、何のためにその情報が必要なのかを伝えると、AIは文脈を理解しやすくなります。
- △ 悪い例: 「メールを書いて」
- ◎ 良い例: 「取引先に送る丁寧なお詫びのメールを作成してください。理由は商品の納期が遅れてしまったことです。」
コツ4:欲しい「形」や「条件」を指定する
箇条書き、表形式、特定の文字数、含めるキーワード、文体(丁寧、カジュアルなど)といった、希望する出力の「形」や「条件」を具体的に伝えましょう。「やって欲しくないこと」を伝えるのも有効です。
- △ 悪い例: 「メリットとデメリットを教えて」
- ◎ 良い例: 「メリットとデメリットを箇条書きで、それぞれ100字以内で分かりやすく教えて。ただし、専門用語は使わないで。」
コツ5:例文を教える
- △ 悪い例: 「車の性能を教えて」
- ◎ 良い例: 「車の性能を教えてください。回答は、次を参考にしてください。”この車の最大トルクは○○です。馬力は〇〇馬力。しかし燃費は○○です。”」
コツ6:段階的に進め、対話しながら改善する
一度の指示で完璧な答えを求めず、まずは簡単な“お願い”から始めてみましょう。AIの答えを見て、「もっと詳しく」「ここを修正して」「別の例を出して」のように対話を続けながら、少しずつ理想の答えに近づけていくのが上手な使い方です。 大事なのは、出てきた答えをよく見て、期待通りでなければ「どうしてだろう?」と考え、プロンプトを修正してみることです。この「レビュー → プロンプト改善 → 再実行」という改善サイクルを回しましょう。
コツ7:複雑なお願いは「分解」する
長いレポート作成や込み入った計画立案など、複雑なお願いをする場合は、やって欲しいことをいくつかの小さなステップに分けて順番に依頼するのがおすすめです。例えば、「まず目次案を作成して」→「次に第一章の草稿を書いて」のように進めることで、質の高いアウトプットが得られやすくなります。
AIは丁寧に説明したら、きっと答えてくれる!
どうでしょう?「プロンプト」って、そんなに難しくないと思いませんか?
AIは、私たちがどんな風に、どれだけ丁寧に説明するかで、返してくれる答えが変わってきます。
先ほどお伝えしたようなコツを使って、AIに「こういう情報が欲しいんだよ」「こういう役割で答えてほしいんだよ」と具体的に、丁寧に聞いてみてください。AIはきっとあなたの期待に応えてくれるでしょう。
私も最初は「全然欲しい回答をくれないな。AIってあまり使えないんじゃ…」と思っていたことがありました。しかしその後、少しずつ“お願い”の仕方を工夫していくうちに、「そうそう、こういうのが欲しかった!」という答えを引き出せるようになりました。
まずは、「今日の晩御飯の献立、3パターン提案して。ただし、冷蔵庫にある豚肉と玉ねぎを使いたい。」とか、「〇〇(学校の勉強など)について、小学生にも分かるように、例え話をたくさん使って説明して」とか、ちょっとだけ丁寧に条件を付けてAIに“お願い”してみてください。
使ってみて、「お、思ったよりちゃんと答えてくれるかも!」と感じたら、しめたもの。少しずつ、あなたの日常や仕事が楽になっていくはずです。
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